部下の指導は難しいもの。
本やネットには指導法が色々書かれてますが、まずは部下と良い関係を築く方法が知りたいですよね。
この記事では、私が霞が関の優秀なキャリア官僚を見て学んだ、部下に信頼される上司が必ずやっている3つのことをご紹介します。
新米上司でも真似できることなので是非やってみて下さい。
部下に信頼される上司がやっている3つのこと
指示に部下の名前を入れる
信頼される上司は指示する際に部下の名前を入れます。
「あの資料持ってきて」ではなく、「○○さん(部下の名前)が作ってくれたあの資料持ってきて」です。
こんな風に名前を言われると、部下としては役に立っていると思え嬉しくなりせんか?
上司を信頼できるようになり、良好な関係を築けます。
感謝の言葉を必ず伝える
信頼される上司は、部下に自分の指示を実行してくれてありがとうという気持ちを必ず伝えます。
コピー、メール、資料作成など、当たり前のようなことに対してもです。
例えば、電話中に指示した資料を部下が持ってきてくれた時、電話の後に必ず部下の席まで行き「資料ありがとう」と言います。
感謝されて嬉しくない部下はいません。部下への感謝はマストと捉え、忙しくても必ず伝えましょう。
指示するのではなく頼る
仕事のできる上司ほど部下を頼っています。部下が得意なことはお願いしましょう。
部下も上司に頼られて嫌ではないばす。自分を頼ってくれる上司は信頼しやすくなります。
この時、仕事を押し付けるように指示すると反感を買います。わからないから教えてほしいと素直に頼る姿勢が大事です。
異動したばかりの時はチャンス。部下をどんどん頼って信頼関係を築きましょう。
部下の指導で悩まないコツ
部下に信頼される上司が必ずやっていることを3つご紹介しましたが、悩むこともあるはず。
過度なストレスにならないよう、悩まないコツをお伝えします。
自分の上司に相談する
部下が手に負えないこともあります。言うことを聞かなかったり、反抗的だったり。
そんな時は自分の上司に積極的に相談しましょう。自分の上司から部下に直接注意してもらう方が有効な時もあります。
自分一人で部下を指導しようとせず、周りを巻き込むことも大事です。
完璧な上司になろうとしない
部下に好かれて指導も上手。そんな完璧な上司になろうとするのはやめましょう。
思い出してください。今まで出会った上司は全員心から尊敬できる理想の上司でしたか?
違いますよね。
あなたが歴代の上司に不満を持ってきたように、部下もあなたに不満を持つのです。
完璧な上司になるのは不可能と開き直って、過度に悩まないようにしましょう。
新米上司に読んでほしい本
部下の指導法に悩んだら本で勉強するのもおすすめ。
新米上司に読んでほしい本をご紹介します。
注意したいのが、書いていることを全てやろうとしないことです。
合うものと合わないものがあります。出来そうなものを見つけて実行してみて下さい。
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部下と1日3分の時間を取り会話することの大切さと、どのような場面で部下と会話する時間を取るべきかについて書かれています。
部下との具体的なコミュニケーション方法を知りたい方におすすめ。
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内向型の人に是非読んでほしい1冊。
心配性、繊細、即断即決できない内向型の特徴がよいリーダーの共通点になり得ることが書かれていて、読むと自信が付きます。
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