本やネットでコミュニケーション術を勉強してるのに上達しない
こんな悩みを持つ内向型はいませんか?
世の中の「コミュニケーション術」は基本的に外向型向けのため、内向型がやっても上手く行きません。
そんな内向型でも、この記事を読めば内向型らしいコミュニケーション方法が分かります。
この記事では、内向型がやってはいけないコミュニケーション術と内向型に合ったコミュニケーション術をお伝えします。
内向型がやってはいけないコミュニケーション術
いつでも笑顔
笑顔はコミュニケーションの基本ですが、笑顔でいることはとてもエネルギーを使います。
無理に笑ったり過剰な愛想笑いは不要です。
少し口角を上げて、笑ってないけど不機嫌でもないくらいにしときましょう。
なんでも褒める
褒めることは大事ですが、心から思ってないことを言っても疲れるだけです。
内向型は深く考えられることが長所。上辺だけの褒め言葉より、本当にいいなと思ったことを褒める方がいい人間関係を築けます。
過剰なあいづち、うなずき
あいづちやうなずきも重要性が書かれていますが、過剰にやるのはNG。
内向型はマルチタスクが苦手なため、無理にあいづちを意識すると話が頭に入ってこなくなります。
あくまで自然にできる範囲でやればいいです。
積極的な雑談
内向型は意味のない会話が苦手。
ビジネスにおいて雑談は必要かもしれませんが、やりすぎると本題に入る前に疲れてしまいます。
必要な場面を見極めてやりましょう。
自分から質問する
内向型は話すより聞く方が得意です。
下手に質問しても「こんなこと聞いて良かったかな…」と悩むだけ。
無理に話を広げようとするより、相手の話をじっくり聞く方が好印象を持ってもらえます。
嫌いな人に積極的に話しかける
嫌いな人にこそ積極的に話しかけよう!という考え方もありますが、内向型には逆効果です。
内向型は相手の言動を気にしがちなので、嫌いな人に近寄っても疲れるだけ。
合わない人と無理に仲良くする必要はありません。
会議で必ず発言する
内向型は会議での発言が苦手。
発言しなきゃと思うこと自体ストレスだし、無理やり発言しても印象が悪くなるだけ。
聞きたいことは会議後にメール等で個別に確認すればOKです。
内向型に合ったコミュニケーション術
1対1で話す
内向型は3人以上の会話が苦手です。
大勢の場で自分の意見を伝えるのは難しいので、メールなど1対1でコミュニケーションすることを意識しましょう。
話を聞くときは作業の手を止める
作業しながら部下の報告を聞ける上司もいますが、マルチタスクが苦手な内向型はNG。
話しかけられたら作業を止めて、相手に体を向けて話を聞きましょう。
その方が印象もいいです。
雑談せずいきなり本題に入る
雑談で場を温めてから本題に入るのが一般的かもしれませんが、内向型はいきなり本題に入る方がいいです。
雑談のストレスで肝心の本題がおろそかになってしまいます。
言うべきことをサッと言って終わせましょう。
感謝の言葉を伝える
話すのが苦手な内向型も、感謝の言葉は意識して伝えましょう。
感謝は言っても言われて嫌な気持ちになりません。
無駄な雑談をするより、普段から「ありがとう」と伝える方が良好な人間関係が築けます。
名前を呼びかける
会話に相手の名前を入れましょう。
「これお願い!」ではなく、「◯◯さん、これお願い!」
「あの資料」ではなく、「◯◯さんが作ってくれた資料」
感謝を伝えるときに「◯◯さん、ありがとう」と言うとさらに良いですね。
コミュニケーションスクールに通ってメンタルを病んだ私が思うこと
私は昔コミュミケーションスクールに通ったことがあります。
内向的な自分を変えようと、総額25万払って申し込みました。
上に書いたコミュニケーション術は全てこのスクールで学んだことです。
真面目な私は必死に実践しようとしましたが、空回りばかりで上手くいかず、最終的にメンタルを病みました。
こんなに頑張ってるのに何で上手くいかないのだろう、、、と落ち込みましたが、今思えば、内向型に合わないことを無理やりやっていたのだから当然のことでした。
内向型がやみくもにコミュミケーション術を使っても自分を苦しめるだけです。
本やネットに書いてあることを鵜呑みにせず、自分に合った方法を見つけましょう。




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