転勤は大変ですが、住む場所によっては今より生活が楽しくなることもあります。
どうせ転勤するなら、住みやすい場所がいいですよね。
この記事では、私自身の経験や同じ全国転勤の同僚公務員の経験を元に、転勤して住んで良かった都道府県をご紹介します。
国家公務員が選ぶ!住んで良かった都道府県ベスト3
ほぼ全員が住んで良かった!と思う人気の転勤先を3つご紹介します。
福岡県
断トツ人気は福岡県!
ビジネス街と住宅街、商業エリアが近く、公共交通機関も充実しています。通勤しやすく、休日のお出かけも近場で楽しめるので便利です。
さらに博多駅から福岡空港まで約5分とアクセス抜群のため、帰省や旅行もラク。
ラーメン、明太子、モツ鍋などご飯も美味しく、大都市の割に家賃や物価が安く経済的。
大阪府
娯楽や交通アクセスの良さなど大都市の便利さがありつつ、東京に比べ家賃や物価が安いのが魅力です。
梅田、なんば、天王寺などお出かけを楽しめる場所がたくさんあり、たこ焼きやお好み焼きなどご飯も安くて美味しい。
神戸や京都、奈良へも30分程度で行けるので、関西全体を楽しむことができます。
沖縄県
意外かもしれませんが、沖縄も転勤先として人気です。
南国の豊かな自然に癒やされるのはもちろん、まったりした雰囲気も魅力。待ち合わせにも遅れてくるのが普通だとか。
暑いイメージがありますが、住んでみるとそこまで暑くはなく、東京の夏の方がずっとつらいです。
県外へのアクセスが不便ですが、LCC含め飛行機が充実しているし、県内だけでも十分楽しめます。
意外と住みにくい?好みが分かれる都道府県
人によって好みが分かれる転勤先をご紹介します。
北海道
観光地として人気の北海道ですが、住むとなると話は別。
冬が大変で、極寒大雪の通勤は、人によっては苦行です。雪であまり日光が当たらず、何となく憂鬱な気分になります。
夏は期間が短いものの、気温は本州と同じくらい上がります。
基本的に車が必須ですが、冬の運転や車の管理は危ないし大変。
ジンギスカンやスープカレーなど北海道グルメや、豊かな自然など魅力もあります。
ドライブが好きで寒さに強く、好奇心旺盛な人は北海道暮らしを楽しめますよ。
東京都
東京は何でもあって便利な一方、家賃が高い、人が多い、通勤電車がつらいなどデメリットもあります。
仕事も地方より東京の方が忙しく、その分給料は上がりますが残業続きで疲れてしまうことも。
居住エリアや通勤時間、仕事の忙しさ等によっても住みやすさは変わります。
人によって好き嫌いが分かれる都市です。
愛知県(名古屋)
名古屋は都会の割に家賃が安く、食べ物も美味しいです。
ただ、県外へのアクセスが不便で、東京や大阪以外の地域に行くのが大変です。
新幹線はありますが、九州や東北まで行くと相当時間がかかります。セントレア空港は中心部からやや遠く、路線や便数も少ない。国際便も限られ海外旅行がしにくいです。
コンサートなど全国ツアーが名古屋で開催されないことが多く、何かするには大阪か東京まで行かないといけないことも。
普段の生活は快適ですが、たまに県外に行く時に不便さを感じる場所です。
自分にとって住みやすい転勤先を選ぶコツ
人気の転勤先をご紹介しましたが、自分にとって住みやすいかが一番重要。ポイントは、
②車の要否
③気候条件
帰省や旅行など県外に行く機会は結構あるので、新幹線や飛行機を利用しやすいとラクです。
地方では車がないと生活できない場合が多く、運転が苦手な人は住みにくいでしょう。車が好きじゃなかったら維持費等がもったいなく感じます。
気候条件は、暑い、寒いはもちろん、太平洋側は台風、九州南部は火山灰、北海道や北陸は豪雪、東京は都会的独特の暑さなど、地域によって様々。
自分が子供の頃に経験しなかった気候条件は、大人になっても慣れません。南国育ちが豪雪地帯に行くと辛いですよ。
【ちなみに】私の職場で一番人気のない転勤先
高知県です。
まず、県外のアクセスが不便。高知から県外に行くには車でも電車でも、山を超えなければいけません。冬は雪で電車が止まったり高速が通行止めになり孤立します。
車がないと生活できませんが、高知県は東西に長く、どこに行くにも時間がかかります。
毎年台風が直撃するし、大地震の際は大きな津波被害が想定されています。
娯楽もほとんどなく、独身者が一人で住むには苦痛かもしれません。桂浜や鰹のたたきなど観光地としては魅力的ですが、住むのは1年が限界でしょう。。。


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