【考察】30代内向型公務員はFIREできるか!?【結論:意外とできそう】

FIRE

FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」の略で、経済的自立を達成して早期リタイアすることです。

会社で働きたくない内向型には夢のような話ですが、普通の人でも実現できるのか気になりますよね。

そこで、30代独身・内向型公務員の私がFIREできるのかシミュレーションしたところ、意外と実現できそうなことが分かりました。

この記事では、FIRE達成の条件や内向型・公務員がFIREに有利な点、必要資金のシミュレーション結果など、内向型公務員はFIREできるかを考察した結果をご紹介します。

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FIREの条件

4%ルール

FIREは必要な生活費を資産運用等による収益でまかなえれば達成できます。

必要な金額を計算する目安になるのが、「4%ルール」です。

年間生活費の25年分の資産を貯めて、年4%で運用し、生活費も4%以内に収めれば、資産を減らさず生活できる、という考え方。

年間生活費が100万なら必要な資産は2,500万、200万なら5,000万、300万なら7,500万となります。

サイドFIRE

4%ルールで計算すると普通の人が貯めるには厳しい金額が出てきますよね。

必要資金の一部をアルバイトや副業等でまかなうサイドFIRE」なら、実現可能性がありそうです。

年間生活費の半分をアルバイト等で稼ぐとすると、年間生活費が100万なら必要な資産は1,250万、200万なら2,500万、300万なら3,750万となります。

完全FIREではなく、サイドFIREなら実現できそうです。

FIREできる人の特徴

世の中には20代、30代でFIRE達成した人がたくさんいます。

FIREした人の共通点は、①貯蓄率が高い、②収入が高い ことです。

貯蓄率は最低でも50%、多い人では80%になります。

収入は若くしてFIREした人ほど多く、年収1,000万近い人や事業で資産を築いた人も。

収入をすぐ上げるのは難しいですが、貯蓄率は努力次第で上げられるので、まずは生活費の見直しから始めるのがいいですね。

内向型公務員はFIREに有利

FIREの条件を踏まえると、内向型×公務員はFIREに有利と思います。

内向型がFIREに有利な理由

①お金を使わない
②一人でも平気
③働きたくないモチベーションの高さ

内向型は少ない刺激を好むので、お金をあまり使いません。娯楽や交際費が少なく済むので、無理なく貯蓄率を上げやすいです。

会社を辞めると社会との関わりが減り、孤独になる不安がありますが、内向型はもともと一人が好きなので、外向型に比べるとFIRE後の孤独ストレスは少ないでしょう。

FIREは人と違った生き方なので、達成するには高いモチベーションが必要です。内向型の会社で働きたくない気持ちは、圧倒的なモチベーションになります。

公務員がFIREに有利な理由

①安定収入がある
②家賃が抑えられる
③副業できないのはデメリット
公務員は高給ではありませんが、ボーナス含めて安定的に収入があるのは資産形成において有利と言えます。毎月の収入が分かるので、FIRE達成までの道筋を立てやすいです。
貯蓄率UPのためには家賃など固定費削減が必須ですが、公務員は安い公務員宿舎に入れるので家賃が抑えられます。
公務員は副業禁止のため、給与以外の収入を増やせないのがデメリットです。とは言え、リタイア後に備えてブログを始めたりスキルを身につけておいた方がいいですね。
内向型公務員は収入UPは難しいですが、貯蓄率UPの点では有利と言えます。

30代、独身、内向型公務員のFIREシミュレーション

サイドFIREを前提に、私のFIRE必要額をシミュレーションしてみました。

①4%ルールで週3日労働の場合

○FIRE後に必要な生活費(月額)
家賃:40,000円
光熱水道費:8,000円
通信費:3,000円
食費/日用品費:25,000円
娯楽交際費:20,000円
予備費:25,000円
合計:約120,000円

○生活費の半分(60,000円)をアルバイト等で稼ぐ場合
時給1,000円で1日8時間とすると、1ヶ月で10日(週3日)働けばいい
(1,000円×8時間×10日=80,000円、手取り75%とすると、60,000円)

○4%ルールで算出したFIREに必要な資金
60,000円×12ヶ月×25年=1,800万円

FIREに必要な金額は1,800万円と算出されました。

これは現実的な数字と思います。

②3%ルールで週2日労働の場合

心配性な私としては、「4%ルール」が毎年4%の利益を前提とする点に不安があるのと、週3日もアルバイトしたくない気持ちがあります。

年3%利益が前提の「3%ルール」、週2日労働(月9日労働)にアレンジしてみました。

○週2日(月9日)アルバイトする場合
時給1,000円、1日8時間、月9日働く、手取り75%とすると、1,000円×8時間×9日×75%=54,000円
生活費120,000円のうち残り、約70,000円を運用益でまかなう必要があります。

○3%ルールで算出したFIREに必要な資金
3%ルールの場合、必要資金は生活費の33年分となります。
70,000円×12ヶ月×33年=約2,800万円

FIREに必要な金額は2,800万円と算出されました。

ちょっと厳しいですが、将来的に無理な数字ではありません

結論:内向型公務員もFIRE可能だが、自分なりのアレンジは必要

今回のシミュレーションで、内向型公務員でもサイドFIREなら実現可能と分かりました。

FIRE後の生活費、労働時間と、自分が貯められそうな資金を十分検討する必要はありますが、将来FIREできると分かっただけで精神的にすごく楽になりました。

2,800万円貯めるには○才まで働けばいい、退職しても週○日のアルバイトで何とかなる等、会社以外の生き方が具体的に描けると安心できます。

内向型公務員はFIREに有利なので、今の働き方に不安がある人はぜひ一度FIREシミュレーションをやってみて下さい。

私はとりあえず2,800万を目指したいと思います!

 


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