【国家一般】絶対おすすめしない本省の激務部署【3選】

公務員

本省は省庁や部署によって業務内容や忙しさは異なりますが、ハズレ部署は嫌ですよね。

そんな人もこの記事を読めば、絶対に避けるべき部署が分かります。

今回は、本省勤務経験のある現役公務員の私が、絶対おすすめしない激務部署3選をご紹介します。

どの省庁にも必ずある部署なので、本省勤務を検討している人は参考にして下さい。

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本省の激務3部署とリアルな実態

※課名・係名は省庁によって異なりますので参考です。

国会対応(総務課)

仕事内容:
・国会での議員からの質問に対する回答作成(国会答弁)行う部署
・質問を受けたら組織内のどの部署が回答を作成するか決め、その部署と調整して答弁を作成
・議員へ質問の詳細を聞き取りに行ったり、議員に説明を行うこともある
・答弁は内容によって大臣や総理まで上がるため、ミスが許されない仕事

リアルな実態:
・国会会期中はほぼ徹夜で、職場に寝袋を持ち込む人もいる
・議員からの質問は直前に来ることが多く、短い期間で正確にこなさなければならないプレッシャーがかかる
・担当部署の協力が得られなかったり、議員に無茶な要求をされたり、精神的にキツイ

予算(会計課、財政課)

仕事内容:
・組織内の予算要求のとりまとめを行う部署
・担当部署からの予算要求に対し、必要性や重要性を確認し、組織として取りまとめ財務省に要求する
・要求通りの予算をもらうため、担当部署や財務省担当者と何度も調整を重ねないといけない
・予算書類は1円のミスも許されず、集中力を要する業務

リアルな実態:
・予算要求の繁忙期は徹夜も必須
・担当部署と何度も調整する忍耐力と財務省からの厳しい追及に論理的に説明する冷静さが必要
・時には担当部署に厳しいことを言わなければならず、嫌われることも
・予算書類の作成のため1日中電卓を叩いている日もあり、地味な仕事でもある

法案準備室(タコ部屋)

仕事内容:
・新しい法律を作成する時に法案作成のために作られる準備室
・通称タコ部屋と言われ、省庁内の各課から人を寄せ集めた一時的な部署
・キャリア官僚が中心となり、過去データの収集や他の法律の確認、担当部署との調整など行う
・法律作成という超重要業務のため、激務かつ責任が重い仕事

リアルな実態:
・一度タコ部屋が作られたら、法律が制定するまで数ヶ月は毎日残業、ピーク時は徹夜が続く
・狭い会議室に簡易デスク等を持ち込んで作られることが多く、労働環境が悪い
・ノンキャリは法律作成の経験が無く、よく分からないままキャリア官僚の言われるがまま膨大な仕事をこなさなければならない

本省の激務3部署を絶対おすすめしない理由

あり得ない激務が許される

本省でも最近は長時間残業を禁止する動きありますが、激務3部署は未だに「残業も仕方ない」と思われています。

プライベートは当然なくなりますし、健康も損なわれるでしょう。

メンタル疾患のリスクも高まります。

経験が役に立たない

激務3部署は担当部署や関係省庁等とやり取りするのが主な仕事で、自分で国会答弁を考えたり、予算案を作ったり、法案を書いたりしません。人の仕事にあれこれ言う仕事です。

調整能力は身につくかもしれませんが、専門的な知識は身につきません。

公務員以外では役に立たない経験です。

激務OKのレッテルを貼られる

激務3部署を経験すると、「激務に耐えられる職員」に認定され、ずっと激務部署に回されます。

公務員は仕事のできる人に激務が集中する仕組みです

一度でも激務部署を経験するのは絶対おすすめしません。

まとめ:激務部署は花形だけど、人生充実しない

絶対おすすめしない本省の激務3部署

①国会対応(総務課)
②予算(会計課、財政課)
③法案準備室(タコ部屋)

激務3部署はどれも花形部署です。

優秀な人しか異動できないので、経験すれば出世コースに乗れます。

一生公務員として生きていく覚悟がある人、公務員として出世したい人は激務部署を経験するメリットもあるかもしれません。

そうでない人は、異動打診されても絶対断りましょう。

花形の激務部署で公務員でしか役に立たない経験を積むより、地味な部署で定時で帰り、趣味やスキルを磨くほうが人生充実しますよ。

 

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