投資ってよく分からなくて不安、、、
公務員に向いてる投資方法を知りたい!
FIRE達成に投資は必須です。投資しないと公務員の収入ではFIREまで何十年もかかります。
とは言え、何でも投資すればいい訳ではありません。投資にはFIREに適したものとそうでないものがあるからです。
私は2014年から投資を始め、30代で2,600万円の資産を築き、FIREまであと一歩のところに来ています。貯金だけでは絶対にムリだった金額です。
この記事では、FIREしたい公務員に最適な投資方法をご紹介します。
心配性な内向型の私でも、公務員のメリットを活かし堅実に資産を増やせた方法です。投資が不安な方も、これを読めば安心して投資を始められますよ。
・最初はつみたてNISAで投資信託をやる
・投資額が増えたらNISAで米国高配当ETFをやる
・証券口座はSBI証券か楽天証券でOK
・投資知識は無料のマネーセミナーで身につける
・株式投資、不動産投資をやるならマネースクールで勉強する
FIREしたい公務員に最適な投資方法
投資には、投資信託、ETF、株式投資、不動産投資、FXなどありますが、許容できるリスクと求めるリターンによりどれを選ぶか変わります。
FIREを目指す公務員に適した投資の条件は、
②長期投資でリスク低減できる
③労力がかからない
この3つを満たすおすすめは、投資信託とETFになります。
FIREを目指す公務員に適した投資の条件
FIREを目指す公務員に適した投資の条件を解説します。
①4%のリターンが期待できる
FIREは4%の運用益で生活費を賄うのを前提にしています。高すぎるリターンは求めず、安定して4%程度のリターンを得られる投資が最適です。
(参考記事)【3,000万あればOK】公務員がFIREするのに必要な金額【根拠を解説】
②長期投資でリスク低減できる
公務員は安定した収入があるので、長期的な投資が可能です。このメリットが活かし、長期投資でリスク低減できる投資が向いています。
③労力がかからない
1日に何度も株価チェックしたり売買したりする投資は、働きながらやるのは大変です。購入後は基本ほったらかしでもOKな投資が向いています。
主な投資方法を比較
上記の条件ごとに主な投資方法を比較すると、このようになります。
投資信託 | ETF | 株式投資 | 不動産投資 | FX | 仮想通貨 | |
4%リターン | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
長期投資でリスク低減 | 可 | 可 | 難 | 難 | 不可 | 不可 |
労力 | 少 | 少 | 多 | 超多 | 多 | 多 |
投資信託とETFは、長期投資すればリスク低減でき、4%程度のリターンを期待できます。購入後は基本ほったらかしでOKなので、公務員のFIREに最適です。
株式投資と不動産投資は、勉強すれば稼げる投資ですが、安定して利益を得るまでに時間と労力がかかります。
FXと仮想通貨は、値動きが激しく、1日に何回も売買する必要があるので公務員にはおすすめしません。
FIREにおすすめの投資①投資信託
投資信託は、投資家から集めた資金を専門家が運用し、収益を投資家に分配する投資方法です。
投資する地域や商品(株や債券など)ごとに様々な種類があります。
国内 | 海外 | |
株式 | 国内株式型 | 海外株式型 (先進国、新興国、米国) |
債券 | 国内債券型 | 海外債券型 |
不動産 (リート) |
国内リート | 海外リート |
複数 | バランス型(株や債券など複数商品に投資) |
投資信託のメリット
投資信託のメリットは、①少額から購入可能、②プロが運用してくれる、③分散投資でリスク低減できることです。
①少額から購入可能
株や債券は10万単位でお金が必要ですが、投資信託は少額から購入可能です。100円〜買える商品もあり、少ない金額からコツコツ投資できます。
②プロが運用してくれる
個人で投資商品を買う場合、ある程度の知識がないと選ぶのが難しいです。投資信託は運用のプロが投資してくれるので、自分で勉強する手間が減ります。
③分散投資でリスク低減できる
投資する地域と商品を分散できるので、特定の国や会社の景気・業績が悪化しても、他の国や会社の利益でカバーでき、リスク低減できます。
FIREに最適な投資信託の選び方
FIREに最適な投資信託のポイントは、①インデックスファンド、②低コスト、③積立投資、④バランス型か海外株式型 です。
①インデックスファンド
投資信託には「インデックスファンド」と「アクティブファンド」があります。
インデックスファンド |
「日経平均」「TOPIX」などの指数と同じ値動きを目指す
|
アクティブファンド |
インデックスファンド以上のリターンを目指す
|
アクティブファンドは高いリターンを目指すためリスクも高いです。FIREを目指す投資はインデックスファンドを選びましょう。
②低コスト
投資信託は、購入時に支払う「購入時手数料」と保有額に応じて支払う「信託報酬」がかかります。
保有する期間が長いと手数料の差が大きくなるので、手数料が低いものを選びましょう。
<手数料の目安>
・購入時手数料:ゼロ
・信託報酬:0.1〜0.5%
③積立投資
「積立投資」は、毎月一定額を自動で買い付ける購入方法です。購入時期を分散できるので、一括で購入するよりリスクが低くなります。
ほとんどの投資信託が積立で購入可能です。
④バランス型か海外株式型
投資信託の種類は「バランス型」か「海外株式型」がおすすめです。
債券は4%のリターンを得るのが難しく、日本株式は投資対象が日本に限られるのでリスク低減できません。
おすすめの投資信託3選【2022年版】
以上の条件を満たすおすすめの投資信託はこの3つです。
①eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
②eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
③eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500)
FIREにおすすめの投資②ETF
ETFとは、証券取引所に上場している投資信託のことで、投資対象や種類、メリットは基本的に投資信託と同じです。
違いは配当金が受け取れる点です。(投資信託は配当金は自動的に再投資されるものがほとんどです)。
投資信託とETFの違い
投資信託とETFは、FIRE達成前とFIRE達成後でメリットデメリットが異なります。
投資信託 | ETF | |
配当金 | 自動で再投資 | 年数回受け取り |
FIRE達成前 | ◎ 配当金を再投資する手間がかからない |
△
配当金を手動で再投資しなければいけない
|
FIRE達成後 | △ 生活費分を売却しなければいけない |
◎
配当金で生活できれば売却不要
|
投資信託は、FIRE達成前は配当金が自動で再投資されるので便利ですが、FIRE達成後は毎年4%分を解約して生活費に充てなければいけません。
ETFは、FIRE達成前は配当金を手動で再投資しなければいけませんが、FIRE達成後は配当金で生活できるので売却不要です。
使い分けとして、最初は投資信託でコツコツ増やし、投資に回せるお金が増えたらETFを追加してFIRE後に備えるのをおすすめします。
FIREに最適なのは米国高配当ETF
ETFの中で、米国高配当ETFを特におすすめします。
米国高配当ETFとは、米国株式の中で配当金が高い銘柄を詰め合わせたETFのことです。
例えば、「VYM」というETFには、JPモルガン、ジョンソン&ジョンソン、コカ・コーラといった有名企業の銘柄が含まれています。
米国株は日本株より配当金が高いので、リスクを最小限に抑えつつ高い配当を期待できます。
おすすめの米国高配当ETF3選【2022年版】
米国高配当ETFのおすすめはこの3つです。
①SPYD:S&P500の中で特に高配当な80銘柄に投資するETF。配当利回りが高い。
②VYM:400銘柄以上の高配当銘柄に投資するETF。経費率が低い。
③HDV:財務健全性が高い銘柄を中心に投資するETF。安定した配当を期待できる。
NISA、つみたてNISA、iDeCoの活用方法
NISA、つみたてNISA、iDeCoは、運用益が非課税になる制度です。
運用益には20.315%の税金がかかりますが、NISA等を使って購入したら税金がかかりません。
100万円の運用益が出た場合、通常は税金が約20万(100万×20.315%)かかり、受け取れる金額は約80万となりますが、NISA等を使えば100万全額受け取れます。
それぞれ使用条件が違うので、目的にあった制度を上手に利用しましょう。
NISA、つみたてNISA、iDeCoの違い
NISA、つみたてNISA、iDeCoは投資対象や期間などに違いがあります。
NISA | つみたてNISA | iDeCo | |
投資対象 | 株式、投資信託、ETF | 金融庁が指定した投資信託・ETF | 投資信託、定期預金など |
購入方法 | 通常買付、積立 | 積立 | 積立 |
年間上限投資額 | 120万 | 40万 | 14.4万 (公務員の場合) |
投資期間 | 5年 | 20年 | 65歳まで |
引き出し | 可 | 可 | 60歳まで不可 |
メリット | ・上限額が大きい ・投資対象が多い ・一括購入も可能 |
・長期投資できる ・金融庁が投資対象を確認済み |
・購入額が所得控除の対象になる
・受け取り時に公的年金等控除、退職所得控除の対象になる
|
デメリット | ・投資期間が短い | ・上限額が低い ・投資対象が少ない |
・60歳まで引き出せない ・公務員は上限が低い |
※NISAとつみたてNISAは併用不可ですが、途中で変更可能です。
FIREに適した制度はどれ?
NISA、つみたてNISA、iDeCoに適している人は、おおよそこのようになります。
NISA |
・5年以内にFIRE達成できる人
・ETFで配当金を得ている人 |
つみたてNISA |
・FIRE達成まで5年以上かかる人
・投資信託のみやっている人 |
iDeCo |
・老後に備えて資金を作りたい人
|
投資を始めたばかりの人は、FIREまで時間がかかるので、つみたてNISAで投資信託を買うのがおすすめです。
年収が上がり投資できる金額が増えてきたら、NISAに切り替えて米国高配当ETFを買い、配当金を非課税で受け取ってFIREに備えましょう。
iDeCoは60歳まで引き出せないので、若いうちにFIREしたい人にはおすすめしません。
【失敗しない】投資を始める前にすべきこと
失敗しないために、投資を始める前にすべきことを解説します。
・3ヶ月分の生活費を貯める
・最低限の投資知識を身につける
証券口座を作る
投資信託やETFを買うには、証券口座が必要です。手数料の安さ、銘柄数、使いやすさの点で、SBI証券か楽天証券をおすすめします。
2つに大きな差はないので、楽天経済圏の方は楽天証券、そうでない方はSBI証券を選べばOKです。
どちらも口座開設は無料、スマホだけで手続き可能、最短翌営業日に口座開設できます。
>【公式HP】SBI証券で口座開設する
>【公式HP】楽天証券で口座開設する
3ヶ月分の生活費を確保する
投資は、生活に必要な金額を確保した上でやりましょう。
目安は3〜6ヶ月分の生活費ですが、公務員はいきなり収入が途絶える心配はないので、生活費の3ヶ月分あれば十分です。
マネーセミナーで投資知識を身に付ける
投資に関する最低限の知識がないと暴落時に不安になったり、ぼったく投資に引っかかる恐れがあります。
投資を勉強をするのに一番手っ取り早いのは、無料のマネーセミナーに行くことです。
私も過去に参加しましたが、本やネットで中途半端に勉強するより役に立ちます。
大手の会社が主催するものは怪しい勧誘がなくオススメです。
セミナー | 主催者 | 場所 |
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その他の投資方法
FIRE資金を貯めるには投資信託とETFが最適ですが、副業として株式投資や不動産投資をやるのもアリです。
FIRE資金を作る投資と副業としての投資は分けて考えましょう。
FIRE目的の投資 |
・大きな利益は狙わず、安定して4%リターンを目指す
・長期投資でリスクを低減する ・投資に時間と労力は使わない |
副業目的の投資 |
・10%以上のリターンを狙う
・必要なリスクは許容する ・しっかり勉強し、時間と労力をかけて行う |
副業としての投資で稼ぐコツ
株式投資や不動産投資はリスクが大きいですが、しっかり勉強し、ある程度の時間と労力をかければ稼げる投資です。
副業として安定して稼ぐには、
・相談できる人を作る
・毎日投資のための時間を作る
本やネット情報をもとに自己流でやると100%損します。
本気でやるならマネースクール等でしっかり勉強しましょう。お金はかかりますが、きちんと勉強すれば数年で元はとれます。
私はこちらのファイナンシャルアカデミーを利用しましたが、卒業後2年で受講料分の利益は得られました。
公務員がやるべきではない投資
FXや仮想通貨は、短期で売買する必要があり、公務員として働きながらやるのは難しいです。
値動きが激しく一気に資産を失うリスクもあります。
精神的に不安定になり仕事に影響が出るので、副業としてもおすすめしません。
まとめ
公務員がFIREするのに最適な投資方法は、投資信託とETFです。
・最初はつみたてNISAで投資信託
・投資額が増えたらNISAで米国高配当ETF
・SBI証券か楽天証券で口座開設
・無料のマネーセミナーで勉強
・株式投資、不動産投資をするなら本気で勉強が必要
投資は少額でも早く始めるほど有利です。
FIREに向け、①今すぐ無料のマネーセミナーに申し込んで勉強し、②SBI証券か楽天証券で口座を開設し、③この記事で紹介した投資信託を買ってみましょう。
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