こんにちは、3000万円でサイドFIREした元公務員のさやまるです。
- 仕事が辛いけど辞めるのは不安
- 公務員を辞めるか続けるか迷ってる
- 辞めて後悔したくない
こんな悩みを抱えている公務員の方は多いのではないでしょうか?
公務員を辞めた方がいい人もいれば、漠然とした理由だけで公務員を辞めると後悔する人もいます。重要なのは、公務員が辛い理由を明確にし、明確な判断基準に基づいて辞めるか続けるか決めることです。
この記事では「公務員を辞めるべきか、それとも続けるべきか」という悩みを抱える方に向けて、元公務員の私自身の経験を基に、判断の基準をお伝えします。
公務員の悩みや対処法、そして辞めるべきか否かの基準を明確に解説していきます。
まずは辛い原因を特定する
多くの公務員が以下のような理由で悩みを抱えています:
- 上司や同僚との人間関係のストレス
- 仕事内容が自分に合わない、やりがいを感じない
- 長時間労働や理不尽な移動など労働環境への不満
これらの悩みは一言で「辞めたらいい」と言えるものではなく、個々の状況や仕事に対する価値観によって異なります。
そこで、まずは仕事が辛い原因を特定しましょう。以下の3つのどれに当てはまるか考えてみてください。
- 特定の個人
- 仕事内容
- 労働環境
それぞれの原因を把握することで、悩みを整理し、辞めるべきかどうかの判断材料にすることができます。
原因1:特定の個人
上司や管理職など、特定の個人がストレスの原因の場合です。
- 自分の考えを一方的に押し付ける管理職
- 責任を丸投げしてくる上司
- すぐにふてくされる、反抗してくる部下
原因2:仕事内容
公務員の仕事そのものが苦手でストレスを感じる場合です。
- データ入力や書類作成にやりがいを感じられない
- 窓口業務で住民から理不尽なクレームを受けて辛い
- 法律や規則に基づいて仕事をしなければいけないが、解釈が苦手で精神的負担が大きい
- 他部署との調整業務が多く、調整役として板挟み状態なのがしんどい
原因3:労働環境
公務員の働き方や人事制度など、労働環境に不満がある場合です。
- 人手不足が慢性化して毎日長時間残業が発生する
- 災害時や選挙の際に休日出勤を強いられる
- 年功序列で、実績や能力があっても昇進しにくい
- 本人の希望とは全く異なる部署に突然異動させられる
辞めるか続けるか判断基準
ここからは、先ほど特定した原因別に、辞めるべきか続けるべきかを判定していきます。
まとめると以下のとおりです。
①特定の個人 → 辞めるべき指数10%
②仕事内容 → 辞めるべき指数60%
③仕事内容&労働環境 → 辞めるべき指数90%
④労働環境 → 辞めるべき指数120%
1. 特定の個人が原因の場合
辞めるべき指数:10%
特定の個人だけが原因の場合は、基本的には辞める必要はありません。人事異動で問題が解決する可能性が高いため、まずは人事部門に相談するなど、状況を改善する努力をしてみましょう。
むしろ、仕事内容や労働環境に不満がないのであれば、公務員の適性があると言えます。一時的な感情で辞めるのはもったいないです。
2. 仕事内容が原因の場合
辞めるべき指数:60%
仕事内容が原因の場合、基本的には辞めることをおすすめしますが、以下のような場合は、続けても良いかもしれません:
- スキルアップや経験を積むことで状況が改善される見込みがある
- プライベートを重視し、仕事は割り切って考えられる
公務員は給料や待遇面では恵まれています。仕事はできなくてもプライベートが楽しければOK!と割り切れる人は公務員を続けるメリットがあるかもしれません。
3. 仕事内容と労働環境の両方が原因の場合
辞めるべき指数90%
基本的には辞めるべきです。ただ、労働自体が嫌だけど収入は必要な場合や、公務員以外にできる仕事が絶対にないと思う人は辞めなくてもいいかもしれません。
4.労働環境が原因の場合
辞めるべき指数:120%
労働環境に不満がある場合は、最も辞めるべきです。
特に、公務員の仕事はできるけど、労働環境に強い不満がある人は絶対に辞めるべきです。このまま公務員を続けるメリットはないので、今すぐ転職を考えてください。
理由は次項で説明します。
なぜ労働環境が原因の場合、最も辞めるべきなのか?
こからは、労働環境に不満がある場合、仕事ができる人でも辞めるべき理由を説明します。
他責思考になり、メンタルを病む
労働環境は、自分では変えられません。このような自分ではどうしようもない制度や環境に不満を抱き続けると、メンタルに悪影響を与えます。
また、職場への不満が他人や社会全体への不満に広がることで、愚痴っぽくなったり批判的な性格になり、人生全般に悪影響を及ぼす可能性もあります。
転職しても十分やっていける
公務員の仕事は誰にでも出来ると思われがちですが、実際、公務員の仕事はすごく難しいです。私は転職して本当にそう思いました。
逆に言うと、公務員の仕事を問題なくやってこれた人は、他の仕事も十分できます。優秀な人が報われない環境にいるのはもったいないので、能力を活かせる仕事に転職した方がいいです。
こういう人が辞めないと労働環境が改善されない
公務員の労働環境が良くならないのは、優秀な人が辞めないからです。労働環境を変えるべきと思うなら、不満を持ってる優秀な人が辞めるのが一番効果があります。
辞めたら迷惑がかかると思わず、自分が辞めることが労働環境改善につながると思って、辞めてしまいましょう!
まとめ
公務員を辞めるべきか続けるべきかの判断は、以下のように原因別に考えることをおすすめします:
①特定の個人 → 辞めるべき指数10%
②仕事内容 → 辞めるべき指数60%
③仕事内容&労働環境 → 辞めるべき指数90%
④労働環境 → 辞めるべき指数120%
最終的には、自分自身の価値観や将来の目標に基づいて判断することが大切です。この記事が、悩みを抱える方の参考になれば幸いです。
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