こんにちは、3000万円でサイドFIREを達成した元公務員のさまるです。今回の記事では、「嫌な仕事を我慢している人はサイドFIREができません」というテーマについてお話しします。
サイドファイヤーを目指す多くの人は、今の仕事が嫌だから早く辞めたいと考えているかもしれません。私自身もそうでした。「仕事は嫌だけど、3000万円貯めるまで我慢しよう」と思っていた時期があります。
しかし、嫌な仕事を続けることで本当に満足できるサイドFIREを実現するのは難しいです。
その理由は一言で言うと、「価値観が定まらないから」です。価値観が定まらないと、節約、投資、副業といったサイドファイヤーに必要な行動を的確に行うことができません。
この記事では、嫌な仕事を続けると価値観が定まらず、結果的にサイドFIREも出来ない理由をお伝えします。
サイドFIREにおける価値観の重要性
サイドFIREを目指す上で必要な要素は以下の3つです:
- 節約:無駄な支出を減らす。
- 投資:お金を運用して資産を増やす。
- サイドワーク(副業):収入を増やし、サイドFIRE後の生活を支える手段。
これらを追求していくと、必ず「価値観」というキーワードに行き着きます。
節約における価値観
節約は最初は簡単な方法(格安スマホへの切り替えや無駄遣いの削減)から始まります。しかし、最終的には「自分の価値観を満たすものにお金を使う」という段階に進みます。
例えば、私の場合、車に興味がないので東京で車を所有していません。しかし、車が好きで運転が人生を豊かにすると感じる人は車を持つべきです。このように、価値観が明確でなければ、どこにお金を使うべきかが分からなくなります。
投資における価値観
投資も同様です。初めは長期保有の投資信託が定番ですが、経験を積むにつれて「自分の価値観に合った投資スタイル」を見つける必要があります。
私は配当金が出る商品を選びますが、これは「売却がストレスなので避けたい」という自分の価値観に基づいています。
サイドワーク(副業)における価値観
副業では価値観が最も重要です。自分の価値観に合わない仕事で稼ぐのは難しいからです。特にサイドFIRE後の仕事が楽しくなければ、サイドFIRE自体の意味が薄れてしまいます。
私は英語講師をしていますが、英語を教えて生徒さんの成長を促すことができることに価値を感じ、心から楽しんで仕事ができています。
嫌な仕事を続けると価値観が定まらない理由
仕事は1日の1/3以上を占めることが多く、通勤や残業を含めるとさらに時間を費やします。嫌な仕事を続けると、心身ともに疲弊し、理想の生き方や働き方を考える余裕がなくなります。
私自身も公務員時代にブラックな労働環境で働いていました。その中で「理想の生き方とは何か?」を考える時間も余裕もありませんでした。
しかし、35歳で適応障害になり、強制的に仕事から離れざるを得なかったことで、ようやく自分の価値観を見直す時間を持つことができました。
嫌な仕事を続けている場合の対処法
結論として、嫌な仕事は辞めるべきです。ただし、いきなり理想の仕事を見つけるのは難しいので、まずは「最低限嫌ではない仕事」を探すことから始めましょう。
- ストレスの少ない仕事を見つける
- 完璧ではなくても、嫌じゃない仕事を選ぶ。
- 自分の価値観を考える時間を確保する
- 理想の生き方や働き方をじっくり考える。
- 次のステップを計画する
- 自分がやりたいことを見つけて転職する。
- 自分でビジネスを始める。
最後に
嫌な仕事を続けるよりも、自分にとって少しでもストレスの少ない環境に身を置き、自分の価値観を明確にすることがサイドファイヤー達成の近道です。
転職は簡単ではありませんが、私自身が36歳で元公務員という状況から転職を成功させました。
あなたもぜひ行動を起こして、理想の生き方を目指してみてください!
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