【サイドFIREのために転職すべき？】判断基準を解説

こんにちは。3000万円でサイドFIREを達成した元公務員のさやまるです。今回は「サイドFIREのために転職すべきか、その判断基準」について解説します。

サイドFIREを目指す方の多くは、「嫌な仕事を辞めたい」と感じているのではないでしょうか？私もその一人でした。嫌な仕事を我慢しながら節約・投資に励む方が多いと思いますが、実際にサイドFIREを達成した私の経験から言えるのは、「嫌な仕事を我慢するより転職した方が良い」ということです。

私自身、公務員を辞めて英語講師に転職し、その後サイドFIREを達成しましたが、転職したことで充実したサイドFIRE生活を送ることができています。

とはいえ、転職は簡単に決断できるものではありません。後悔しないか不安に感じる人も多いと思います。

そこで、この記事ではサイドFIREを目指す上で転職すべきかの判断基準をお伝えしたいと思います。嫌な仕事を辞めたいけど迷ってる人は是非参考にしてください。

嫌な仕事を我慢してサイドFIREすべきでない理由

嫌な仕事を我慢し、お金だけ貯めてサイドFIREすべきでない理由は以下のとおりです。

メンタル疾患のリスクが高まる
お金のために嫌な仕事を我慢した結果、メンタル疾患になって働けなくなったら本末転倒です。
副業の時間が取れない
サイドFIREするには、サイドFIRE後に稼ぐ手段（副業）が必要です。副業で稼げるようになるには時間と労力がかかります。嫌な仕事で心身疲弊した状態で副業に取り組むのは難しいです。
サイドFIREまでの期間が苦痛
サイドFIRE資産を貯めるには早くても十数年かかります。20代、30代の貴重な時間を嫌な仕事を我慢し、かつ節約してお金を貯めるだけに費やすのは、人生全体で考えた時に良い選択とは言えません。

これらを考えると、嫌な仕事を続けるよりも一度転職し、快適な環境でサイドFIREを目指す方が良い選択と言えるでしょう。

まず、サイドFIREを達成するには、以下の2つの方法があります。

①本業しながら副業し、資産が貯まり、副業で稼げるようになったらサイドFIRE
②本業でスキルを磨き、資産が貯まったら本業を副業にしてサイドFIRE

現在の仕事を続けながら、この2つの方法どちらかでサイドFIRE達成できないなら、転職すべきです。具体的には、以下の2つの判断基準で考えます。

①副業のための時間が1日2時間以上取れるか
②副業につながるスキルが本業で身につくか

この2つの基準にどちらも当てはまらない場合、転職を検討するべきです。

『①本業しながら副業し、資産が貯まり、副業で稼げるようになったらサイドFIRE』

この方法でサイドFIREを目指す場合、本業しながら副業に取り組む必要があります。副業で稼げるようになるには時間がかかります。最低でも1日2時間以上は副業に時間を使わなければ稼げるようになりません。

毎日深夜まで残業だったり、疲れて副業する時間がないような場合、転職を検討すべきです。

『②本業でスキルを磨き、資産が貯まったら本業を副業にしてサイドFIRE』

この方法でサイドFIREを目指す場合、副業につながるスキルを本業で身につける必要があります。

例え仕事が辛くても、自分がサイドFIRE後に稼いでいくのに役に立つスキルが身につくなら続けるべきですが、スキルが身につかないなら転職を検討すべきです。

なお、私は公務員から英語講師に正社員で転職し、英語講師のスキルを身につけた後、正社員からバイトになる形でサイドFIREを達成しました。

転職を検討する際に、よくある疑問をまとめました。

上記に判断基準に当てはまらないなら、年収が下がってでも転職すべきです。理由は、

ただし、下がっても年収300万くらいが限度です。これ以下ではどんなに節約しても資産形成が難しくなります。

サイドFIREはサイドFIRE後に稼いでいく手段が必ず必要です。例えば、適当なバイトでFIREに稼いでいくとしても、たいていは低い時給でやりがいのない仕事を続けることになります。

せっかく辛い仕事に耐えてサイドFIREしたのに、FIRE後に低賃金バイトで生活費を稼いでいくことが自分にとって幸せなのか、一度考えてみるべきです。

給料が良いのであれば、なるべく多く資産を貯めて、サイドFIREにほとんど働く必要のない状態にするか、生活費を極限まで下げてフルFIREを目指す方が良いかもしれません。

転職をするかどうか迷った際は、次の点を考えてみてください：

①副業のための時間が1日2時間以上取れるか
②副業につながるスキルが本業で身につくか

これらに当てはまらない場合、転職を真剣に検討する価値があります。また、年収が下がる不安があっても、生活費を見直したりスキルアップで将来的な収入増を目指すことで対応可能です。

サイドFIREを目指す過程で、転職は大きな決断です。しかし、未来の安定した生活のために、自分に合った道を見つけることが最も重要です。ぜひ、自分の人生に合った選択をしてください！