無理をせず休むことは重要です。
ですが、いざ休むとなると「こんなことで休んでいいのかな、、」と罪悪感を感じ休めない人が多いのではないでしょうか。
罪悪感が少しでも減れば、もっと休みやすくなりますよね。
この記事では、罪悪感なく仕事を休むコツをご紹介します。
罪悪感なく仕事を休むコツ
体調を日記に付ける
自分の体調を日記に書きましょう。
・就寝、起床時の体調(寝る直前までスマホ見てしまう、2度寝してしまう、等)
・勤務中、勤務外の体調不良(頭痛、涙が出る、等)
毎日記録すると、自分が疲れていることや無理していることに気づきやすくなります。
「何となくしんどい」だけでは休みにくいですが、「1週間ずっと疲れている」「3日連続で頭痛がする」など自分の中で具体的な理由があれば、罪悪感が和らぎます。
仕事を休む判断基準を作る
体調を記録していくと、自分の体調のパターンに気づきます。これをもとに、仕事を休む判断基準を作りましょう。
熱が出たら休むように、この症状が出たら休むという具体的な基準を作り、機械的に休む仕組みを作るのです。
心身の状態によって【①要注意、②休む、③心療内科に行く】の3段階で作成するのをおすすめします。
私の作った仕事を休む判断基準を参考にご紹介します。
①要注意:休まないけど注意が必要な状態
・夜、お風呂に入れない
・夜、寝る直前までスマホを見てしまう
・朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びる
・上司に体調が悪いので休むかもしれないと伝える
②休む:仕事を休んで回復が必要な状態
・勤務中、頭が回らず何も考えられない
この症状が出たら翌日仕事を休む。
③心療内科に行く
日頃から周りに体調を伝えておく
自分が思うほど、自分の体調の悪さに周りは気づいてくれません。
察してくれるのを待つのではなく、自分から体調の悪さを上司や周りに伝えましょう。休む判断基準を作っておくと、【要注意】の段階で上司に伝えられます。
日頃から言っておくと、いざ休むときの罪悪感が減ります。
職場としても、いきなり休まれるよりは事前に言ってくれる方が対応しやすいです。
【補足①】最寄りの心療内科を調べておく
元気なうちは心療内科なんて考えられないと思いますが、メンタルの悪化はいきなり来ます。
体調が悪くなってから心療内科を調べるのはとても大変です。
心療内科は雰囲気や通いやすさが重要。事前に調べておけば、いざ体調が悪くなった時に受診する心理的なハードルが下がります。
以下のポイントを参考に、最寄りの心療内科を調べておきましょう。
・予約の取りやすさ(ネット予約できる所がおすすめ)
・雰囲気の良さ(HPで院内や先生の写真を確認。医師の性別もチェック)
【補足②】心療内科の受診結果は必ず上司に伝える
心療内科を受診したら必ず上司に伝えてください。休職の必要がなくても、受診したことと医者から言われたことは上司に共有しましょう。
上司には部下のマネジメント責任があります。体調の悪い部下を無理やり働かせ、うつ病で休職してしまったら上司の責任です。
自己申告だけでは真剣に考えてくれなくても、心療内科を受診したとなれば、さすがに上司も無視できません。必要に応じて業務軽減や配置換えなど相談しましょう。
適応障害で休職した私が痛感する、仕事を休む重要性
私は適応障害で半年休職した経験がありますが、当時を振り返って思うのは、もっと早く休むべきだった、という後悔です。
当時の私は休む勇気がなく、ギリギリまで頑張り、ついに限界がきて心療内科を受診、その後半年休職となりました。
メンタルが弱ると判断力が落ちるので、ますます休む決断がしにくくなります。
だからこそ、日頃から罪悪感なく仕事を休むことがとても重要です。
疲れたら休もう、と曖昧に考えるのではなく、メンタル疾患にならないために絶対休まなきゃいけない!くらいの気持ちを持ちましょう。
コメント